立ち上がりが悪いお子様には、試合前にどのように声をかければ良いのか?


立ち上がりのミスが目立ち、相手と良い感じに合ってきた時には、すでに1−4くらいで、3−4までは追いつくけれど負けてしまうという試合が多いと、立ち上がりをなんとかしたいと思いますよね。結論から言うと、相手のボールに噛み合うまでは、
相手がいるところに打ち続けるのが良い
と思います。

問題点

立ち上がりが悪いジュニアは、テニスというスポーツが、相手ありきのスポーツで、その相手は毎回変わっているということが、感覚的に理解できていません。相手は毎回変わっていて、ネットの向こうから飛んでくるボールは、対戦相手によって変わっているのです。

環境の違い

また、同じ相手でも、練習試合と本番の試合では緊張感がプラスされる分、変わります。サーフェイスが変わったりしても変化があります。

ヨーロッパの選手

クレーコートの影響なのか?それとも勝負強さからなのか、ヨーロッパの選手は、強い選手も弱い選手も、とりあえずラリーから入ってくる選手がほとんどです。最初からそれほどコーナーばかり狙ってきません。そのため、試合の序盤から、長いラリーが続きます。慣れていないと、相手に合わせてしまって、吸い取られるように攻めてを無くされてしまいます。

低年齢にはわかりやすく

試合中の選手はシンプルに動きます。熟考するというよりは、反応を繰り返します。相手がどのような球質で、どのようなプランで来るのかを感じ取るのは難しいです。低年齢ならなおさらです。ですから、序盤はシンプルに相手のいるところに打ち込んでいこう。という言葉が全てを網羅している言葉としてオススメです。2ー2くらいになれば、相手のボールと合ってきて、練習通りの力が出せます。

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